(1)背景と目的
普天間地区の中心市街地には琉球八社のひとつである普天満宮や普天満山神宮寺が位置し、戦前から本市のシンボルとして多くの人々に親しまれてきた。しかしながら、戦後の基地建設に伴う集落移転を経て復興期に形成された普天満宮・神宮寺周辺の中心市街地は、現在では居住環境の低下や高齢化による活力の低下が進行するなど、一帯の早急な環境整備が求められています。
本市の自立あるまちづくりを図っていく上でも、本地域はとりわけ大切な地域であることから、普天満宮・神宮寺周辺を対象に、周辺整備構想を策定するものであります。
(2)計画の位置づけ
概ね3ヵ年をもって計画策定を行うこととし、初年度は「基本構想」、二年目は「基本計画」、最終年は「実施計画」、の策定を行い、翌年度以降から事業実施となります。
(3)これまでの経緯
本事業は、計画の初年度(平成14年度)に図1に示す区域について基本構想を策定し、二年目(平成16年度)に区域を縮小し基本計画を策定しました。図2
当初、基本構想の計画範囲は、普天満宮・神宮寺を含む周辺一帯であり、キャンプ瑞慶覧と国道330号・宜野湾北中城線に挟まれた約2.4haの地区でありましたが、基本計画を進める中で、約2.4haの用地のうち、約60%が宗教法人(普天満宮・神宮寺)の所有で、将来、境内の拡張計画を予定しているいうことが調査で明らかになりました。このため、用地の買収が困難となり、計画範囲から除外せざるを得なくなりました。その結果、まちづくり事業で整備の実現可能な区域として、基本計画で約0.34haに規模を縮小しました。しかしながら、規模縮小したことにより、「地域への波及効果」「費用対効果」などの課題がでてきました。
今後は、計画策定最終年の実施計画を進めるにあたり、事業を一時休止して計画の練直しを行い、事業の実現にむけて取り込みたいと考えております。