8月13日に起こった沖縄国際大学への米軍ヘリコプター墜落事故は、沖縄の歴史に残る大惨事であります。事故後の惨状からして人的被害を免れたのは奇跡であり、何より大学関係者及び市民が生存の危機に晒され、地位協定の壁によって大学の自治が侵されたという意味で重大な事故であります。 学問の府である大学の使命は、静かで平和で安全な環境を保持し、研究、教育を行うことであります。今回の事故は大学機能に重大な影響を与え、かかる大学の使命を阻害しております。地元に視座を据え、地域に開かれたアカデミァ(大学)として、本学は学問研究、教育は勿論のこと、沖縄の将来を照らす知的情報を発信して参りました。創立後、本学が営々と築いてきたこのような業績を無に帰する恐れのある重大な事故であります。 かねてより普天間基地の騒音被害、事故の発生等、その弊害、危険性は幾度も指摘されてきました。それにもかかわらず依然として飛行訓練を続ける姿勢を示しております。 |
 沖縄国際大学 学長 渡久地 朝明 |