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【調査結果概要】
(1)環境基盤調査 ●普天間飛行場両端部周辺部の流域界を踏査し、琉球石灰岩と島尻泥岩層の境界や尾根地形の確認を実施しました。
図 水門地質図(201KB)
●森の川湧水機構については、1m深地温探査、ボーリング調査を実施し、既存資料とあわせて、森の川公園の想定される不透水性基盤の形状を図化しました。
図 推定基盤標高平面図(852KB)
●湧水量調査は、チュンナガー、アラナキガーなど17箇所で電磁流速計を用いて湧水量を測定しました。また、フルチンガーでは自記式水位計を設置し、水位を連続測定しました。
表 湧水量調査結果(18KB)
●これまでの調査で得られた地質構造、土地利用状況、湧水量などの情報をもとに水収支の試算を行いました。
図 表層地質と流域区分(245KB)
図 水収支結果(103KB)
(2)生態系調査 ●鳥類調査については、過年度調査を実施したセンサスルートのうち、9ルートについて春・秋の渡りの時期にラインセンサスを実施し、更に繁殖環境として重要な地域を通過する4ルートは繁殖期、越冬環境として重要な地域を通過する2ルートは越冬期にそれぞれ1回ずつラインセンサスを実施した結果、ササゴイ、アマサギなど11種の渡り鳥を現地確認リストに追加することができたほか、水辺の鳥もシロハラクイナ、シロチドリなど12種追加されました。 ●昆虫類調査については、過年度調査を実施した代表緑地のうち10地区について調査を実施しました。調査時期は、平成14・15年度調査時とは調査時期を若干ずらし、梅雨前2回、夏2回実施することで、より多くの種を確認して市域の昆虫相の把握に努めた結果、宜野湾市域で確認された昆虫類の累計は18目187科815種となりました。
(3)生活環境調査 ●海域生物調査のうち底質・地形分布について、牧港川(仲泊川)河口周辺及び普天間川河口周辺や、宜野湾漁港内や旧港内などの海底に泥が堆積していました。干潮時に干上がる干潟域は、主なものとしてトロピカルビーチ南側と普天間川河口前面でした。
図 沿岸地域の底質・地形分布図(51KB)
●海域生物調査のうち海藻草類については、ホンダワラ類を確認しましたが、ホンダワラ藻場を形成するほどの規模ではなく、アマモ場を形成する海草類は確認されませんでした。その他の海藻類については、礁原・礁斜面で無節サンゴモ類など、砂礫底で微小紅藻類など、潮間帯でヒトエグサ、アマノリ属などを確認しました。 ●造礁サンゴ類については、調査海域における造礁サンゴの被度は、概ね1%未満〜5%でした。しかし、礁斜面でクサビライシ類を中心に被度10〜25%と比較的高いところがあったほか、宜野湾漁港の消波ブロックではミドリイシ類を中心に被度10〜25%となっていました。
図 サンゴ礁・藻場分布図(68KB) |