友好都市:中国厦門市より

ニイハオ!!\(^0^)/


このページでは宜野湾市海外留学生派遣事業により、海外友好姉妹都市である中国福建省厦門市の鷺江大学へ1年間の留学生活を行っている留学生の留学滞在記を掲載しております。



 平成16年度市海外留学生
 氏名:小谷 良太
 留学先:中国厦門市立鷺江大学
 留学期間:H16,9~H17,8(予定)       

厦門市立厦門理工学院の写真

学院構内の写真
 厦門滞在記~3~
 ~桂林旅行と中国の建築~

 中国は年に3回の大型連休がある。1つ目は春節と呼ばれ、日本では旧正月に当たり、2週間ほどの連休。2つ目は労働節で5月1日から1週間、ちょうど日本のゴールデンウィークと重なっている。3つ目は国慶節で10月1日から1週間の連休がある。今回、私は5月1日からの労働節を利用して、日本から来た友達と二人で広西壮族自治区にある桂林を旅行した。

山水画のような風景(中国・桂林)

 桂林は中国を代表する山水画の風景として世界中に知られている。しかし、桂林市内からはその山水画のような風景は遠くに見えるだけで、その雰囲気を味わうことができない。そのため桂林市内からバスで1時間ほど川下にある陽朔という街まで移動した。陽朔はその風景に囲まれた街で、建物と奇妙な形をした山々が隣合い、とても不思議な感覚を覚える。また、川沿いを歩けば、まさにそこは山水画の世界で、一日中眺めていても全く飽きない。陽朔は、バックパッカーにも人気のある街で欧米人の観光客も多いため、街のいたるところに英語の看板が見られ、旅館やレストランの店員は英語を使ってくれるため、中国語の全く分からない人にとっても安心して訪れることのできる街である。しかし、私たちが訪れたその日は中国でも大型連休にあたるため、人気のあるこの街では人と車の波でとても混雑していた。陽朔に2日ほど滞在した後、次に向かった場所は、桂林からバスで5時間川上にある三江という村。この村はトン族と呼ばれる少数民族の村で、桂林や陽朔のような街とは風景が一変する。陽朔で見たような奇妙な形の山々はなく、植えられたばかりの鮮やかな緑色をした稲が造る田園風景、その中にたたずむのどかな小さな農村。そこではトン族の踊りを見ることもできた。村のちょっとした広場で、男性が三線に似た楽器を弾きながら歌を歌い、女性はあまり振りの大きくない踊りを踊りながら歌を歌う。のどかな風景に身をおきながら民族の歌を聞いていると、時がたつのも忘れ、帰ることに後ろ髪を惹かれる思いだった。


三江の建築と民族

さて、私は今回の旅行で、自分の話す中国語に自身が付いた旅でもあった。ホテルやバスの手配、食事の注文、道を尋ねたりなど中国語で話さなければならないところはすべて私が交渉し、日本から来た友達に通訳していた。バスの時間を言い間違えて乗りそこないそうになるなど、いくつかの失敗もあったが、無事に旅行ができた。また、中国語ができることで陽朔では広州から来た旅行客と会話したり、三江では村の子供に話しかけたりなど、言語を身につけることによって、他の国の人と話す楽しさを学んだ。私が中国に来て9ヶ月、中国での残り生活もあと3ヶ月だが、もっと多くの中国人と交流したい、そう思わせる旅行でもあった。

建築写真(中国)

ところで、今回の旅行で一番私の目を引きつけたものは、三江の伝統的木造建築だった。中国国内では一般的にコンクリート住宅が普及している。コンクリートといっても柱と梁と床はコンクリート、壁は赤レンガを使用しているのが一般的である。コンクリートでなくともレンガのみ、石材のみを使用した硬い印象を受ける建物が数多い。それら石材系の建物は中国人口の7割を占める漢民族の住居であることが多く、都市部や都市から近い農村はこの形態である。しかし、漢民族もお寺などの宗教的建築は木造建築である。今回、三江で見たような木造建築を住居として使用しているのは中国南部の少数民族であることが多い。これら建築形式の違いは地理的条件、生活習慣、歴史的背景によって異なることが当然予想されるのだが、はっきりした理由はない。私が中国に留学してから、これまで3回、中国国内を旅行した。その旅の先々で見る建築はどれも私の住んでいる厦門とは異なり、その土地の風景となっている。中国は国土が広く、また人口も多い、さらに歴史も深いため、さまざまな建築の風景に出会う。中国の多彩な建築様式、建築物が織り成す風景を見ると、土地の自然、生活、歴史が見え、より中国を理解することができる。中国の生活も残すところあとわずか、その間に多くの建築物を見て少しでも多く中国を知りたいと思う。
         
 

 

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更新日:平成26年2月20日