風水害発生時における危険物保安上の留意事項について


 令和元年8月27日からの大雨に伴う浸水により、佐賀県の鉄工所において、
焼き入れ油を貯蔵している地下ピット内に水が流入し、多量の焼き入れ油が流出
する事故が発生しました。

 また、平成30年の7月豪雨や台風21号においても、多数の給油取扱所におい
て、浸水による電気設備の故障、タンクへの水混入、流水による防火塀の破損や
舗装面の洗掘、危険物運搬車両の流出、敷地内への土砂の流入・堆積、強風によ
る防火塀や設備・機器の倒壊、キャノピーからのパネル落下等が生じました。加
えて、アルミニウム工場(重油の貯蔵・取扱いを行う危険物施設)においても、
浸水により、アルミニウムの溶融高熱物が水と接触したことによるものとみられ
る爆発が発生し、周辺建物の延焼、破損等が生じたところです。

 これらの被害状況を踏まえ、風水害発生時における危険物保安上の主な留意事
項を以下のとおりまとめました。 つきましては、危険物施設において、上記のよ
うな事故や被害が今後発生しないよう、関係者において、本留意事項の内容につ
いて認識・共有いただくとともに、各施設の形態や危険物の貯蔵・取扱い等の状
況に応じ、必要な措置を講じていただくようお願いいたします。

各段階における危険物保安上留意すべき事項(以下リンクページです)


平時からの事前の備え

風水害の危険性が高まってきた場合の応急対策

天候回復後の点検・復旧